「XMTradingのCFD銘柄って何?」
「レバレッジや証拠金の計算方法は?」
「取引時間は何時?」
「FX通貨ペアとの違いは?」
XMTradingでは、株価指数や貴金属、エネルギーやコモディティ(食料品などの商品銘柄)などのいわゆるCFD銘柄が取引できます。
XMの取扱CFD銘柄数
- 株式指数(現物):14銘柄
- 株式指数(先物):10銘柄
- 貴金属:4銘柄
- エネルギー:5銘柄
- コモディティ(商品):8銘柄
XMは他社ではあまり見かけないCFD銘柄も多く扱っているため、「より幅広い投資対象を求めている投資家の方」や「あらゆる銘柄のチャートを確認したい方」に利点があります。
ただ、CFD銘柄は通貨ペアとは取引条件が大きく異なるため、通貨ペアと同じような感覚で取引すると大失敗してしまう可能性があります。
CFD銘柄の取引条件は、XM公式サイトで確認するようにしましょう。
ターミナル長
そこで当記事では、XM CFD銘柄の取引条件を初心者向けに解説していきます。
目次
当記事の参考データおよび為替レートは、2021年12月10日時点のものとなっています。
また、掲載している取引時間は、全て日本時間です。
XM CFDの取引条件
まずは、XMTrading全CFD銘柄の取引条件を掲載します。
全て表示させると長くなってしまうので、アコーディオンメニュー内に収納しています。
取引する銘柄のメニューを開いて、内容をご確認下さい。
XM株価指数(現物)CFDの取引条件
▼クリックで展開
▼タップで展開
XM株価指数(先物)CFDの取引条件
▼クリックで展開
▼タップで展開
XM貴金属CFDの取引条件
▼クリックで展開
▼タップで展開
XMエネルギーCFDの取引条件
▼クリックで展開
▼タップで展開
XMコモディティ(商品)CFDの取引条件
▼クリックで展開
▼タップで展開
ターミナル長
次は、初心者の方向けに基礎知識を解説していきます。
XM CFDの基礎知識
そもそもCFDとは何か
CFDとは「Contract For Difference」の略称で、日本語では「差金決済取引」と訳されます。
ではその差金決済取引とは何か?と言うと、「実際に現物の受け渡しを行わず、その取引によって発生した損益のみをやり取りする金融商品」のことを意味します。
この仕組みがある事で、トレーダーは「売りから入れる」「レバレッジをかけられる」等といったメリットを享受できます。
実はFX通貨ペアも差金決済取引であるため、厳密にはCFDの内の1商品に過ぎないのですが、XM等の海外FX界隈では「FX通貨ペアを除く取引銘柄のこと」をCFDと定義している事が多いです。
ターミナル長
本当なら「FX通貨ペアを除くCFD銘柄」と言うのがより正確な言い方です。
CFD銘柄の用途
CFD銘柄の1つ目の用途はもちろん、「CFDを取引する事で利益を狙う」というものです。
通貨ペアでも通貨によって異なる特徴がありますが、これはCFD銘柄も同じです。
「どの通貨ペアも、どうも自分の手法と合わない」という時でも、CFD銘柄に目を向けることで、活路が開ける場合があります。
CFD銘柄の2つ目の用途は「通貨ペアを取引する際に、その指標として利用する」というものです。
CFDの価格がどのように動いているかで、中・長期的な景気の動向を探ったり、短期的な相場のムード(リスクオンなのかオフなのか)を探ることが可能です。
ターミナル長
また、短期・長期問わず、指数や原油、ゴールドをトレードする事がよくあります。
XM CFD取引のメリット
XMでCFD取引ができるメリットとして、以下の5つがあります。
- FX口座と同じ口座内で取引可能
- 取引銘柄が豊富
- ボーナスの利用やXMP獲得も可能
- 実はスプレッドが狭い銘柄もある
- ゼロカットシステムが適用される
上から順番に解説していきます。
FX口座と同じ口座内で取引可能
多くの国内FX業者の場合、FX口座ではFX通貨ペアしか取引できず、CFD取引は別の口座を開設する必要があります。
しかし、XMの場合はどの口座タイプでも、1つの口座でFXもCFDも取引できるため、全てを一元管理できる利点があります。
また「CFDは監視用だから取引しない」という方でも、「FXと同じ取引ツールで監視できる」というのが大きな利点です。
使い慣れた環境やインジケーターを使って手軽にチャートを確認できる事が、感覚的な部分で大きな支えになります。
取引銘柄が豊富
XMの取り扱い銘柄には、王道CFDの株価指数やゴールド・原油はもちろん、他社では取り扱いが少ないCFD銘柄も多く存在しています。
ドルインデックス(USDX)、銅(HGCOP)、プラチナ(PLAT)、パラジウム(PALL)、その他食品関連の銘柄など、投資番組などでよく言及される銘柄であっても、意外と取引できないFX業者が多くあります。
XMはこれらの銘柄を1つの口座で確認できるので、取引はもちろん、監視用の口座としても利用価値が高いと言えます。
ボーナスの利用やXMP獲得も可能
XMのボーナスは、もちろんCFD取引でも利用可能で、小資金でも投資がしやすくなります。
また、中・長期でポジションを保有するケースも多いCFD銘柄では、「短期的な逆行にどれだけ耐えられるか」も重要な要素です。
XMのボーナスはいわゆる「クッション効果」があるタイプのボーナスなので、含み損が残高を超過しても、ボーナスクレジットだけで耐えることができます。
もちろんCFDの取引でもXMPが獲得できるので、できればスタンダード口座かマイクロ口座を利用して取引したいところです。
▼XMのボーナスキャンペーン詳細は以下の記事で解説
XMボーナス解説|口座開設/入金/ポイントで獲得!消滅や復活は?実はスプレッドが狭い銘柄もある
「XMはスプレッドが広い」という認識が一般的ですが、CFD銘柄に限って言えば、実はスプレッドは広くはありません。
主要なCFD銘柄の平均スプレッドを、ボーナスが無く、スプレッドが狭いとされているFX業者と比較してみましょう。(手数料はpips換算し、平均スプレッドに加算しています。)
銘柄 | XM | TitanFX | AXIORY | Exness |
---|---|---|---|---|
JP225 | 0.6 | 1.0 | 0.8 | 0.7 |
US30 | 32.5 | 30.4 | 39.0 | 44.0 |
US100 | 15.0 | 16.4 | 17.0 | 28.5 |
US500 | 4.5 | 9.4 | 6.0 | 9.1 |
UK100 | 20.6 | 14.8 | 22.0 | 34.0 |
EU50 | 15.0 | 25.6 | 23.0 | 8.2 |
GOLD | 3.5 | 1.8 | 2.0 | 1.3 |
SILVER | 3.3 | 2.0 | 1.2 | 3.4 |
OIL | 0.3 | 0.6 | 0.5 | 0.5 |
BRENT | 0.3 | 0.8 | 0.5 | 0.6 |
- 同銘柄でコストが最も低い数値は緑背景、コストが最も高い数値は赤背景。
- 各業者の口座タイプは「XMスタンダード口座」「TitanFXブレード口座」「AXIORYナノ口座」「Exnessプロ口座」。
- 各スプレッドは、手数料を加えた合計の取引コスト。2021年12月初頭のレートで手数料をpips換算し、平均スプレッドに加算。
価格の最小桁数が異なる銘柄はXMに合わせ、端数は四捨五入。
上記表を見て頂ければ、XM CFDのスプレッドは広くないどころか、むしろ他社より狭い銘柄が意外と多いのが分かって頂けるかと思います。
これだけ優秀なスプレッドである上、XMはボーナスの利用やXMPの獲得も可能です。
株価指数や原油でスキャルピングやデイトレをする際には、ぜひXMを利用したいところです。
ただゴールド・シルバーは他社より広いスプレッドになっており、それなりに大きい値幅が狙える手法でないと厳しいでしょう。
ゼロカットシステムが適用される
ゼロカットシステムとは、口座残高を上回る損失が発生した場合に、マイナス分をFX業者が負担し、残高をゼロにリセットしてくれる制度のことです。
XMでは、通貨ペアはもちろん、CFD取引でもゼロカットシステムが適応されます。
CFD銘柄は、取引時間の制限やボラティリティの高さにより、通貨ペアより窓開けが発生しやすい面があります。
それでもある程度安心して取引できるのは、やはりゼロカットシステムの存在が大きいでしょう。
ターミナル長
ただ、注意点や通貨ペアとの違いは事前に把握しておきましょう。
XM CFDの注意点と通貨ペアとの違い
CFDは銘柄によって取引条件が大きく異なります。
深く考えず通貨ペアと同じ感覚で取引してしまうと、想像以上に大きな損失が発生してしまう可能性があります。
ここからは、CFDの独自の注意点や通貨ペアとの違いを解説していきます。
レバレッジは証拠金率に依存
CFDは銘柄によってかけられるレバレッジがバラバラです。
というのも、ゴールド・シルバーを除くCFDの必要証拠金は、その銘柄に設定されている「証拠金率」に依存して決定されるためです。
(口座に設定しているレバレッジが1倍でも、強制的に証拠金率の値が適用されます。)
例えば証拠金率が「1%」であった場合、「ポジション評価額(=市場価格×注文量)の1%が必要証拠金となる」ということを示しています。
「ポジション評価額の1%が証拠金となる」というのは、「レバレッジが100倍である」という事と同義です。
証拠金率からレバレッジ倍率を逆算する場合は100 ÷ 証拠金率で計算できます。
また、全CFD銘柄の証拠金率と逆算レバレッジの一覧表は後述の計算時の必要情報に掲載しているのでご参照下さい。
ゴールド・シルバーは例外で、通貨ペアと同じ仕組み
ゴールドは口座の設定レバレッジに依存するため、スタンダード口座とマイクロ口座では888倍、ゼロ口座では500倍が最大となります。
シルバーも元々はゴールドと同じレバレッジ設定でしたが、2021年に規制され、最大400倍までのレバレッジしかかけられなくなりました(←USDCHF等と同じ扱い)。
▼XMのレバレッジ基礎知識と使い方は、以下の記事で解説
XMレバレッジ管理で損失を固定!規制や変更・計算方法も完全網羅1ロットあたりの注文数量は銘柄によって違う
通貨ペアの場合、1ロット当たりの発注通貨量は10万通貨(マイクロ口座のみ1,000通貨)で統一されています。
一方のCFDは、銘柄によって1ロットあたりの注文数量が異なります。
注文量が変われば、証拠金や損益の金額も変わってくるので注意しましょう。
「1ロットあたりの注文数量」は「契約サイズ」と呼ばれ、XM公式サイトやMT4/5で確認が可能です。
また、全CFD銘柄の契約サイズ一覧表は後述の計算時の必要情報に掲載しているのでご参照下さい。
ターミナル長
各数値の確認方法や計算方法に関しては、後述のCFD銘柄の証拠金と損益計算方法で解説します。
取引時間が短い
通貨ペアの場合は、祝日などの例外を除き、月曜の早朝~土曜の早朝までの間は24時間トレードができます。
一方CFDは、1日の中で取引できる時間が限定されています。
感覚的には、日中しか取引できない株式市場と似ています。
具体的な取引時間は銘柄によって異なるため、取引前に確認しておくようにしましょう。
銘柄毎の具体的な取引時間は、前述のXM CFD銘柄の取引条件をご覧ください。
また、以下の記事では全銘柄の取引時間一覧表も用意しているので、よろしければご利用下さい。
▼XM全銘柄の取引時間一覧表は以下の記事に掲載
XM取引時間の日本時間【全銘柄】&2023サマータイムの影響ターミナル長
自分が取引する銘柄の取引時間は把握しておきましょう。
口座タイプによる違いは無い
誤解しがちですが、ゴールド・シルバーを除き、CFD銘柄の取引条件はどの口座タイプでも一緒です。
マイクロ口座で取引する場合、1ロットの単位がスタンダード口座と同じなので、発注量に注意する必要があります。
ゼロ口座で取引する場合、スプレッドはスタンダード口座と同じで、取引手数料も発生しません。
同じコストで取引するなら、ボーナス・XMPが付与されないゼロ口座より、スタンダード口座かマイクロ口座で取引した方がお得です。
▼XM口座タイプの違いは以下の記事で解説
XM口座タイプの比較|スタンダード/マイクロ/ゼロの必要資金は?ターミナル長
先物と現物に分かれている
XMのCFD銘柄は「先物」と「現物」に分かれています。
ティッカーシンボル(=MT4/5に表示される銘柄の名称)の違いから、先物と現物を見分けることができます。
「JP225-DEC21」のように、後ろに決済期限が書かれているのが先物CFDです。
「GOLD」「SILVER」のように決済期限が書かれていないのは全て現物です。
株価指数は先物と現物の両方がある銘柄もありますが、現物は「JP225Cash」と後ろにCashが付くので見分けやすくなっています。
ターミナル長
では次は、先物と現物の具体的な違いを見てみましょう。
先物と現物の違い
XMの先物CFDと現物CFDの違いは、以下の4つがあります。
先物 | 現物 | |
---|---|---|
決済期限 | 有り | 無し |
スプレッド | 広い | 狭い |
スワップポイント | 無し | 有り |
配当金 | 無し | 有り |
上記以外は価格が微妙に違うだけで、大まかな値動きや取引時間などは同じです。
ここからは上記表の4項目を詳しく解説していきます。
決済期限
先物CFDには、各銘柄毎に決済期限が設けられています。
ポジションを保有したまま決済期限を迎えてしまうと、そのポジションは強制的に決済されてしまうので注意が必要です。
決済期限が近付くと「同じ銘柄で期限が新しいもの」が追加されるので、場合によっては期限が切り替わるのを待つ方が良いでしょう。
決済期限の時期は各銘柄のティッカーシンボルの後ろに記載されている文字列で分かります。
例えば「JP225-MAR22」の場合、「MAR22」の部分が「2022年の3月」という事を示しているので、「この銘柄は2022年の3月頃に決済期限を迎える」というのが分かります。
シンボル | 英語 | 日本語 |
---|---|---|
JAN | JANUARY | 1月 |
FEB | FEBRUARY | 2月 |
MAR | MARCH | 3月 |
APR | APRIL | 4月 |
MAY | MAY | 5月 |
JUN | JUNE | 6月 |
JUL | JULY | 7月 |
AUG | AUGUST | 8月 |
SEP | SEPTEMBER | 9月 |
OCT | OCTOBER | 10月 |
NOV | NOVEMBER | 11月 |
DEC | DECEMBER | 12月 |
満期日(=強制決済が執行される日)に関しては、以下の点に注意して下さい。
- 銘柄や各月で満期日が違う
- ティッカーシンボル記載月の前月に満期日を迎える場合もある
- 満期日が近づくにつれ、その日付が変更となる場合がある
- 満期日の前日は決済注文のみ可能となる
「具体的な満期日は何日なのか?」はXM公式サイトから確認できます。
具体的な確認方法は、以下のアコーディオンメニュー内に掲載しておくのでご確認下さい。
▼クリックで展開
▼タップで展開
スプレッド
株式指数CFDには先物と現物がありますが、先物の方がスプレッドが広く、現物の方がスプレッドが狭くなっています。
スキャルピングやデイトレをする時は、迷わず現物CFDを選びましょう。
銘柄 | 先物 | 現物 |
---|---|---|
JP225 | 1.6 | 0.6 |
US30 | 54.0 | 32.5 |
US100 | 35.0 | 15.0 |
US500 | 8.5 | 4.5 |
UK100 | 54.4 | 20.6 |
GER40 | 32.6 | 20.6 |
EU50 | 30.0 | 15.0 |
FRA40 | 20.0 | 10.0 |
SWI20 | 65.0 | 37.2 |
スワップポイント
XMの現物CFDは、通貨ペアと同様でスワップポイントが発生します。
売りも買いもマイナススワップになってしまう銘柄が多いため、日を跨いでポジションを保有する場合は注意が必要です。
スワップポイントが発生する具体的な時間はMT4/5表示時間で0時、日本時間では朝7時(サマータイム中は朝6時)となります。
また、水曜から木曜にかけてポジションを保有する場合、発生するスワップポイントが3倍となるのでご注意下さい。
一方、先物CFDはスワップポイントが一切発生しません。
決済期限日が近くなければ、スイングトレードは先物を選びたいところです。
配当金
現物の株価指数CFDでは、ポジション保有中に配当調整金が発生します。
買いポジションでは配当金の受け取り、売りポジションでは配当金の支払いとなります。
配当金の支払いは不定期ですが、支払い日はXM公式サイトの「株式指数」のページで確認できます。
土曜の朝には、翌週分の配当金の支払いスケジュールが更新されます。
XMで公開されている配当金は、各銘柄の決済通貨単位となるのでご注意下さい。
また、配当金の受け取りや支払いが発生する時間はスワップポイントと同じで、MT4/5表示時間で0時、日本時間では朝7時(サマータイム中は朝6時)となります。
配当金は残高から直接受け取りや支払いが行われ、MT4/5の履歴から確認が可能です。
短期は現物、長期は先物、超長期は現物がおすすめ
先物と現物の違いをまとまると、
- スキャルピングやデイトレでは現物が断然優位
- スイングトレードでは先物が有利な場合が多い
- 決済日が近い場合、乗り換えのリスクやコストが発生するため、現物の方が取引しやすい
という事になります。
ターミナル長
期限までに決済できるか不透明な時は、現物でやってしまうのも悪くはありません。
▼スワップポイントや配当金を日本円換算したものは、以下の記事に掲載
XMスワップポイントの日本円一覧表【2023年4月3日更新】XM CFDの計算方法
CFD証拠金の計算方法
必要証拠金の計算式は以下の通りです。
市場価格 × 契約サイズ × 注文LOT数 ÷ レバレッジ = 必要証拠金
例えば、ゴールドの市場価格が「1900.00」で、スタンダード口座で「0.1ロット」を発注するとします。
スタンダード口座でのゴールドの契約サイズは「100」、最大レバレッジは「888倍」ですので、
1900.00 × 100 × 0.1 ÷ 888 = 21.40 という形で計算します。
ゴールドの決済通貨はUSDなので、上記の計算結果はUSD単位(= 21.40USD)となります。
これを日本円にする場合は、その時のUSDJPYレートをかけてやる必要があります。
USDJPYレートが100JPYだとすると、21.40 × 100 = 2,140円が必要証拠金となります。
CFD損益の計算方法
1ポイント変動毎に発生する損益の計算式は以下の通りです。
1ポイントの単位 × 契約サイズ × 注文LOT数 = 1ポイントの損益
例えば、XMのゴールドは「1900.00」のように、「0.01」が市場価格の最小単位になりますので、1ポイントの単位は「0.01」となります。
スタンダード口座で「0.1ロット」を発注する場合、契約サイズは「100」ですので、
0.01 × 100 × 0.10 = 0.1 という形で計算します。
ゴールドの決済通貨はUSDなので、上記の計算結果はUSD単位(= 0.1USD)となります。
これを日本円にする場合は、その時のUSDJPYレートをかけてやる必要があります。
USDJPYレートが100JPYだとすると、0.1 × 100 = 10なので、1ポイント変動する毎に10円の損益が発生する事になります。
計算時の必要情報
計算時の必要情報一覧表
上記の計算方法で解説したように、正確な計算を行うならその銘柄の「決済通貨」「証拠金率」「契約サイズ」を把握しておく必要があります。
以下のアコーディオンメニュー内に、各情報を一覧表にして記載しておくので参考にして下さい。
▼クリックで展開
▼タップで展開
取引条件は、まれに予告なく変更となる場合があるのでご注意下さい。
最新かつ正確な情報を確認する方法
取引条件の最新版は、XM公式サイトか、MT4/MT5で確認が可能です。
以下のアコーディオンメニュー内に、具体的な確認方法を掲載しておくのでご参照下さい。
▼クリックで展開
▼タップで展開
ターミナル長
では最後に、XMでおすすめのCFD銘柄を紹介します。
おすすめのCFD銘柄
XMでおすすめのCFD銘柄は、主に以下の4銘柄です。
- JP225(日経225)
- US500(米S&P500)
- GOLD(金)
- Oil(WTI原油)
では、おすすめの理由を順番に解説します。
JP225(日経平均225)
株価指数のJP225(日経平均225)は、FX通貨ペアしか取引しない人でも、東京時間に取引するならぜひ監視銘柄に加えたいCFD銘柄です。
「株が買われる = リスクオン相場」という事になるので、「JP225が上昇トレンドなら、円は売られる(=USDJPY,EURJPY,GBPJPY等が上昇する)可能性も高い」と考えられます。
また、JP225が重要なラインに差し掛かったり、株式市場が昼休みとなる11時30分~12時30分には、一旦トレンドが落ち着く可能性もあるため、そこを狙って「利食い場とする」「短期的な逆張りを仕掛ける」という戦略が立てられます。
また、JP225そのものを取引する場合でも、XMのJP225(現物)は他社よりスプレッドが狭いため、短期取引がしやすい利点があります。
もちろん、先物CFDならスワップポイントも0なので、長期取引もしやすいと言えます。
ターミナル長
US500(S&P500)
XMで取引できるアメリカの株価指数は3種類あります。
その中で最も多くの株価を織り込むUS500(S&P500)は、数多くのCFD銘柄でも鉄板と言える銘柄です。
まず監視用としてですが、アメリカの株価の値動きは様々な銘柄に影響を与えるため、短期と長期を問わず、相場観を占う指標として重要な銘柄です。
またUS500は、ドルコスト平均法を参考とした超長期で取引をする場合にも、比較的安定したパフォーマンスを発揮しやすい銘柄でもあります。
超長期でポジションを保有する場合、含み損を抱えたままポジションを握り続ける場面がよく訪れますが、XMではボーナスがあるぶん長く含み損に耐えられるため、特におすすめのCFD銘柄です。
ターミナル長
次にその利益を使って短期トレードするのが、私の理想です。
※2022年は株式投資のパフォーマンスを発揮しにくい時期と言われているため、レバレッジ管理やエントリーポイントは慎重に検討しましょう。
また、超長期で取引する場合は、決済期限の無い現物がおすすめです。
GOLD(金)
過去には通貨としても流通し、世界中で高い価値を認められるGOLD(金/ゴールド)。
現代では装飾品としてはもちろん、インフレやリスクヘッジの対象として投資され、通貨と匹敵するほどの取引量を誇ります。
ファンダメンタルズの動向に敏感に反応するため、監視用としても有用ですし、取引対象としても面白い銘柄です。
GOLDは近年では特に大きなボラティリティがあり、GOLD専門のトレーダーも増えています。
イメージ以上にテクニカル分析も効きやすく、pipsも稼ぎやすいため、通貨ペアでデイトレする方は是非GOLDにも目を向けてみて下さい。
ただXMのGOLDはスプレッドが広いためスキャルピングはさすがに厳しいです。
一方でボーナスの存在や約定力に強みがあるため、「スイングに近いデイトレをする場合」や「指標トレードをする場合」など、ある程度大きな利益が狙える時はおすすめです。
ターミナル長
OIL(WTI原油)
OIL(WTI原油)も景気の動向に反応しやすい銘柄で、こちらも相場観を養う指標として重視されています。
特に産油国の通貨(CADなど)は原油価格との相関性が高いため、監視用にOILのチャートを出しておくのがおすすめです。
原油価格は、金利やUSDの変動などの金融要因を受けて動く場合もありますが、需要と供給のバランスによって価格が決まる側面も強くあります。
例えば、コロナショックにより世界中がロックダウンを強いられた時には、原油需要が激減して価格を大きく下げました。
このように、OILはファンダメンタルズの影響を受けトレンドが発生しやすいうえ、
「EIA週間原油在庫」という重要指標が毎週水曜の夜に発表されるため、短期・長期を問わず、取引用の銘柄としても意外と優秀です。
XMのOILはスプレッドが狭く、スワップポイントもゼロであるため、より有利に取引できます。
少額で取引する方は、契約サイズが小さい「OILMn」という銘柄があるので、こちらを検討してみて下さい。
ただし、OIL・OILMnは先物しか取り扱いが無いため、決済期限には注意しましょう。
ターミナル長
ここで紹介した銘柄以外にも、食料品や銅など、面白い銘柄を多数取引できるXMTrading。
通貨ペアよりボラティリティが高い銘柄も多いので、直近の経済指標は必ず確認するようにしましょう。
ターミナル長
しかし投資は自己責任ですので、最終的な判断はご自身で行って下さい。
XMTradingCFDまとめ
さて、今回はXMTradingのCFD銘柄について徹底的に解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
質問やリクエスト等ありましたら、記事下のコメント欄から気軽に投稿して下さい。
あまり注目されないCFD銘柄ですが、XMのCFDは実はかなり優秀で、面白い銘柄が多いので、是非試してみて下さい。
主な注意点は「レバレッジ」と「発生損益」で、適当に発注すると痛い目に遭う可能性があります。
必要証拠金や損益は取引前にしっかり計算しておきましょう。
できれば、一度デモ口座で試しにポジションを持ってみるのをオススメします。
▼XMデモ口座の開設方法は以下の記事で解説
XMデモ口座の開設とログイン方法|スマホでのやり方もこちらXMのCFDで物足りない所は、近年人気の高い仮想通貨やアメリカの個別株式の取り扱いが無いという点です。
ただ「以前は仮想通貨ペアの取り扱いをしていた」「グループ会社のXM.comでは個別株の取り扱いをしている」という背景があるため、今後は取引できるようになる可能性もあります。
現状でも他と一線を画すXMのCFDですが、今後も更なる改善を期待しましょう。
最新情報は、XMTrading公式サイトでご確認下さい。
ターミナル長
変更点がありましたら、当記事にも随時追記していきますので、また見にきて頂けると幸いです。
それでは、また他の記事でお会いしましょう!