海外FX初心者向けやさしい基礎知識
「海外FXを知りたい・始めたい」
「海外FXのやり方がよくわかならない」
「海外FXでうまく勝てない」
このサイトではそんな方のため、
海外FXの基本となる「評判・使い方」や、
海外FXで取引するための「手法・戦略」を公開しています。
ターミナル長
難しい専門用語をなるべく省き、FX初心者や投資未経験者にもわかるよう、正しい知識を解説していきます。
当ページではFXの超基礎知識を、FX初心者の方向けに解説しています。
同時に当サイトのTOPページにあたるので、ブックマークして頂ける場合は、当ページか上記の新着記事一覧からお願いします。
目次
FXの基礎知識
そもそもFXとは?
ターミナル長
「日本円→米ドル」など、通貨を両替した時に発生する差額から利益を狙います。
言葉では分かりにくいのですが、これは「あなたが海外旅行に行く」という場合で考えると分かりやすいです。
FXで利益が出る仕組みを海外旅行で例えると?
海外では日本のお金が使えません。
アメリカに海外旅行をする場合は、日本円を米ドルに両替する必要があります。
この時、日本円と米ドルの為替レートが1ドル100円だった場合、
1万円を両替すると100ドルになります。
そして帰国する際、為替レートが1ドル110円だった場合、
100ドルを両替すると1万1,000円になり、差額の1,000円が利益になります。
このように、為替レートを使って利益を狙うのがFX取引です。
実際のFX取引では、為替レートを見ながら、その後の値動きが上がるか下がるかを予想して取引をします。
FX取引で利益を出す2つの方法
ターミナル長
- 安く買って、高く売る
- 高く売って、安く買う
先程の例では、「米ドルを安く買って、米ドルを高く売る」という流れで利益が得られました。
しかし、米ドルを売る際、為替レートが下がっていたら損失となってしまいます。
さらに、FXでは「売りから入る」という事も可能なので、
「為替レートが下がる」と予測した場合は、「米ドルを高く売って、安く買い戻す」という流れでも利益を狙えます。
「なぜ売りから入る事ができるの?」と疑問を感じる方もいると思います。
これは、FXが「差金決済」という仕組みで取引できるからなんです。
FXの「差金決済」とは?
ターミナル長
差金決済は現物取引とは異なるので、
FXで米ドルを買い注文したからといって、手元に米ドル札が届く訳ではありませんし、口座のお金を実際に両替する訳でもありません。
具体的な差金決済の流れは、以下のようになります。
- トレーダーが取引の担保となる証拠金をFX口座に預ける
- トレーダーは証拠金を元手に取引する
- 取引で得た損益額を、FX口座から加算または減算する
ターミナル長
この「損益額だけが口座に反映される」という仕組みがあることで、トレーダーは以下のようなメリットが得られます。
- 売りから入る事ができる
- ユーロドルなど、日本円が絡まない通貨ペアも取引できる
- レバレッジをかけて、投資金を超える大きな金額を取引できる
FXの「レバレッジ」とは?
ターミナル長
「資金より大きな金額を取引できる」といっても、具体的にどれぐらい大きな金額を取引できるのでしょうか?
これは、FX業者ごとに設定されている「最大レバレッジの倍率」に依存しています。
最大レバレッジの倍率の違い
日本国内のFX業者の場合だと、最大で25倍までのレバレッジをかける事が可能です。
これは日本の金融庁により、上限が定められているためです。
日本の金融庁の制限を受けない海外のFX業者では、数百倍以上のレバレッジをかける事が可能です。
海外FX業者の1つである「XMTrading」の場合だと、888倍までのレバレッジをかける事ができます。
レバレッジのメリット
FXでは「レバレッジが高いほど資金効率が良い」というメリットがあります。
もしあなたが資金1万円を現物で取引する場合、1万円分の取引しかできません。
しかし、「最大レバレッジ25倍」のFX業者で取引した場合、あなたが証拠金を1万円預ければ、25万円分の取引をする事が可能になります。
例:1万円でドル円を取引する場合
ドル円レートの場合だと、1日で1円も動けば良い方です。
仮に、この1円の変動を丸ごと利益にできたとして、獲得できる利益はいくらになるでしょうか?
- レバレッジ1倍(=現物取引と同じ)
- 取引可能金額:1万円
1円変動ごとの利益:100円 - レバレッジ25倍
- 取引可能金額:25万円
1円変動ごとの利益:2,500円 - レバレッジ888倍
- 取引可能金額:888万円
1円変動ごとの利益:8万8,800円
※1ドル100円で計算
ターミナル長
そのため、もし「レバレッジが使えなかった」としたら、うまく取引しても利益があまり見込めないんです。
レバレッジのデメリット
上記の例で、レバレッジが高くなるほど、見込める利益が大きくなるのが分かって頂けたかと思います。
しかし、「見込める利益が大きい」という事は、同時に「損失が発生した場合、その金額も大きくなってしまう」という事なので注意が必要です。
ターミナル長
「最大レバレッジが888倍」というのは、「証拠金の888倍相当の取引を許容する」という事でしかないからです。
資金1万円を取引する場合、レバレッジ888倍で取引できるからと言って、必ずしも888万円分の取引をする必要はありません。
実際のトレードで発注する際には、発注する数量を、自分で指定して注文します。
FX業者が証拠金1万円で888万円分の取引を許容していても、実際に発注する時は25万円分にすれば、実質的なレバレッジは25倍と変わりません。
これは「実効レバレッジ」と言って、取引のリスクに応じて注文量をコントロールする重要な考え方となります。
ターミナル長
損失が怖い時は、注文数量を抑えて、リスクをコントロールしましょう。
▼実効レバレッジの詳細と使い方は以下の記事で解説
XMレバレッジ管理で損失を固定!規制や変更・計算方法も完全網羅ちなみにFXでは、注文する通貨の数量をLOT(=ロット)という単位で表します。
FXの「○○通貨」「LOT( = ロット)」とは?
ターミナル長
ここからはFXで用いられる単位を詳しく解説します。
○○通貨とは?
取引する通貨が異なれば、ドルやポンドなど、その単位も異なってくるため、様々な面でややこしくなってしまいます。
そのためFXでは、「通貨」という抽象的な言葉を使って、単位を統一しています。
例を挙げると、以下のようになります。
- 日本円 = 1円が1通貨
- 米ドル = 1ドルが1通貨
- ユーロ = 1ユーロが1通貨
- ポンド = 1ポンドが1通貨
仮に「ドル円1万通貨を買い注文」と言った場合、「1万ドルを日本円で買う」という事になります。
LOT( = ロット)とは?枚との違いは?
FXのLOTとは、卵のパックや、お菓子の袋で例えると分かりやすいです。
「卵は10個入りで1パック」「お菓子は30個で1袋」などの形でまとめられ、バラ売りされないのが通常です。
それと同じで、FXの取引通貨も、1,000通貨や1万通貨など、まとめ買いが基本となっています。
この1つにまとめられた通貨の事を「LOT」という単位で呼称します。
ただ、「卵やお菓子が何個入っているのか」は、販売会社や製品によって異なります。
それと同様で、「1LOTが何通貨になるのか?」は利用するFX業者や、口座タイプによって違いがあるため、新しい業者で取引を始める場合は必ず確認が必要となります。
例えばXMの場合、口座タイプが3種類ありますが、口座タイプによって1LOTあたりの通貨単位が異なります。
- スタンダード口座:1LOT = 10万通貨
- マイクロ口座:1LOT = 1,000通貨
- ゼロ口座:1LOT = 10万通貨
海外FXでは「1LOT = 10万通貨」とされているのが一般的ですが、XMのマイクロ口座のように、小口で取引する事が可能な場合もあります。
更に「0.01LOT」など、1LOT未満の注文も可能であるため、XMなら10通貨から取引できることになります。
(1ドル100円なら、10通貨 = 10ドル = 1,000円)
一方国内FXでは、「1LOT = 1万通貨」とされているのが一般的で、「LOT」ではなく「枚」で呼称する場合が多くなっています。
▼XMの口座タイプのスペックと証拠金の違いは以下の記事で解説
XM口座タイプの比較|スタンダード/マイクロ/ゼロの必要資金は?ターミナル長
また、資金を多く割けない場合は、「ボーナス」を提供しているFX業者を利用する事で、資金を底上げすることも可能です。
FXの「ボーナス」とは?
ターミナル長
海外FX業者では、プロモーションの一環として、口座開設者にボーナスクレジットの支給を行っている場合があります。
多くの場合、FX業者から提供されたボーナスは出金する事ができませんが、ボーナスを利用して取引を行い、そこから得た利益は出金することが可能です。
口座開設するだけで獲得できるタイプのボーナスも存在するため、「お試しでそのFX業者を入金無しで使う」「ノーリスクで利益を狙う」という事が可能になります。
ターミナル長
初心者の内はなるべく少ない資金で始めたいところなので、ボーナスが豪華なFX業者ほど取引しやすくなります。
ボーナスの代表例
海外FX業者が提供するボーナスプロモーションには様々なタイプがありますが、代表的なものは「口座開設ボーナス」「入金ボーナス」の2種類です。
「口座開設ボーナス」は、FX業者で口座を開設するだけで獲得できるボーナスで、おおむね数千~1万円程度のトレード資金が貰えます。
「入金ボーナス」は、そのFX業者の口座に入金すると貰えるボーナスで、おおむね入金額の10%~100%程度が付与されます。
ボーナスが目当ての場合は、海外FX業者がおすすめ
ボーナスを目当てにFX業者を選ぶ場合は、海外FX業者を利用する必要があります。
これは日本では景品表示法の制限があるためで、国内FX業者ではボーナスの支給が実質的に不可能であるためです。
キャッシュバックなどの還元キャンペーンを行っている国内FX業者もありますが、よく見ると獲得条件が厳しかったり、還元率が低い事が多いです。
▼XMのボーナスプロモーションの詳細は以下の記事で解説
XMボーナス解説|口座開設/入金/ポイントで獲得!消滅や復活は?ターミナル長
更に、週末以外は24時間取引できるので、副業にも向いています。
FXで「取引できる時間」は?
株式市場では、基本的にその国のビジネスタイム内でしか取引できないため、日中取引できないサラリーマンなどは、手を出しにくい面があります。
一方FXでは、土日や一部の祝日を除けば、24時間取引が可能です。
具体的には、XMの場合月曜の早朝7:05 ~ 土曜日の早朝6:50が取引可能な時間となっています。
(ただし、サマータイム中は1時間早くなるので注意)
24時間取引ができるのは、常にどこかの国の金融機関や個人投資家が、インターネットを介して為替取引を行っているためです。
▼XMの取引時間の詳細は以下の記事で解説
XM取引時間の日本時間【全銘柄】&2023サマータイムの影響ターミナル長
XMの場合、57種類もの通貨ペアを取り扱っているので、自分の生活スタイルに合った銘柄が見つけやすいでしょう。
FXの「手数料」は?
FXを始めるためには、FX業者の口座を開設する必要がありますが、基本的に口座開設費や維持費は無料です。
FXでは基本的に手数料は必要ありませんが、「スプレッド」と呼ばれる、実質的な手数料が存在しています。
スプレッド( = spread) は、英語で「広がり」という意味で、FXでは取引する銘柄の「売り価格と買い価格の差」を示しています。
以下の画像はドル円の売買価格です。
この画像では「0.015円」の開きがあります。
この価格の差の事を「スプレッド」と呼び、これがトレーダーがFXで支払うコストになります。
「pips」という単位も覚えておきたい
「pips」というのは「persentege in point」の短縮形「pip」に、複数形の「s」を付けた言葉です。
日本語に訳すと「あるポイント内の1%」という意味で、円の場合は「1円」が「あるポイント」にあたります。
「1円の1% = 0.01円」ですので、「1pip=0.01円(1銭)」という事になります。
ドルの場合は、「あるポイント」が「1セント」を指しますが、取引市場で用いられる価格の単位が「ドル」になっているため、日本円とは違いがあります。
「1セントの1% = 0.01セント」は「0.0001ドル」と同様なので、ドルでは「1pip=0.0001ドル」という事になります。
これはユーロやポンドなども同様です。
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pipsはよく使われる単位なので、しっかり覚えておきましょう。
海外FXはスプレッドが広い
スプレッド競争が激しい国内FX業者では、ドル円で0.1~0.3pips程度のスプレッドで取引できる業者が多いです。
一方、海外FX業者はスプレッドが広い傾向があります。
特にスプレッドが狭い業者でも、0.7pips程度の広さがあります。
XMは「海外FX業者の中でもスプレッドが平均よりやや広め」のポジションに位置していて、ドル円では平均1.6pips程度のスプレッドとなっています。
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「この差がどれだけトレードに響くのか」は、トレーダーの投資スタイルによって異なってきます。
1日の内に何度も取引をする「スキャルピング」をする人にとっては、1.4pipsもの差は致命的です。
ですが、新規注文から決済まで数日かけるタイプの、「スイングトレード」をする人にとっては大した数字ではありません。
これは、ドル円レートの1日の変動幅が、通常は50pips程度、大きく動いて1~2円(=100~200pips)という傾向があるためです。
長期スパンで取引する場合は狙う値幅も大きくなるため、1.4pips程度のスプレッド差はあまり気にならないという事なんです。
スプレッドとは別で手数料が発生する場合も
元々、FXではスプレッドだけがトレーダーの取引コストでしたが、最近では、スプレッドを狭くして、別途で取引手数料が発生するタイプの取引口座が出てきています。
一般的に「ECN口座」や「低スプレッド口座」と呼ばれるもので、これらの口座では、スプレッドの他に取引手数料が発生します。
例えば「1LOTにつき10USD」と言った形で、取引量に応じて手数料が発生する仕組みですが、具体的な手数料はFX業者や口座タイプによって異なるため注意が必要です。
XMでは、ゼロ口座のみがこの「低スプレッド口座」にあたります。
▼XMの口座タイプのスペックと証拠金の違いは以下の記事で解説
XM口座タイプの比較|スタンダード/マイクロ/ゼロの必要資金は?ターミナル長
逆に長期で取引する場合には、スプレッドよりも「スワップポイント」に注目しましょう。
FXの「スワップポイント」とは?
各通貨には、各国の政策金利が設定されています。
FXは2つの通貨を売買するものであるため、取引中の2つの通貨の金利で差額が発生します。
そういった金利の差額調整のため、「発生した利息分をトレーダーが受け取ったり、支払ったりするもの」を、FXでは「スワップポイント」と呼びます。
ターミナル長
2020年10月現在、FXでよく取引される通貨の政策金利は以下の通りとなっています。
国名(通貨) | 政策金利 |
---|---|
日本(JPY) | -0.10 |
アメリカ(USD) | 0.25 |
ヨーロッパ(EUR) | 0.00 |
イギリス(GBP) | 0.10 |
オーストラリア(AUD) | 0.10 |
スイス(CHF) | -1.25 |
カナダ(CAD) | 0.25 |
ニュージーランド(NZD) | 0.25 |
南アフリカ(ZAR) | 3.50 |
トルコ(TRY) | 10.25 |
メキシコ(MXN) | 4.25 |
メジャー通貨は金利が低く、マイナー通貨は金利が高い傾向があります。
例えば低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買っている場合、スワップポイントはプラススワップ(=利息の受け取り)となり、その逆の場合はマイナススワップ(=利子の支払い)となります。
ただしFX取引で発生するスワップポイントは、各FX業者が手数料を引いた形で提示しているため、実際の金利差をそのまま反映している訳ではありません。
そのため金利差が小さい通貨ペアでは、売りも買いもどちらもマイナススワップになってしまう場合があります。
▼XMのスワップポイントは以下の記事で解説
XMスワップポイントの日本円一覧表【2023年4月3日更新】ターミナル長
次は、FXの具体的なリスクや、その対処法を解説します。
FXの2つのリスク
ターミナル長
- レバレッジが高い程、ハイリスクハイリターンになる
- 相場が急変動した場合、元本を超える損失が発生する場合がある
レバレッジが高い程、ハイリスクハイリターンになる
前述の「レバレッジ」とは?でも解説しましたが、
FXのリスクとして「レバレッジをかければ利益は大きくなるが、反対に動いた場合は損失も大きくなる」というものがあります。
何も考えず適当に取引していると、いつか大きな損失を発生させてしまう可能性があります。
これを回避するには、損切りルールなどのリスク管理を徹底する必要があります。
リスク管理の方法の1つとして、損切りの幅に合わせて注文数量を上下させる事で、損失の金額を固定させる方法もあります。
この方法に関しては以下の記事で解説しているので、「これからFXを始める」という方は参考にしてみて下さい。
▼レバレッジ管理で損失額を固定する方法は以下の記事で解説
XMレバレッジ管理で損失を固定!規制や変更・計算方法も完全網羅損失が発生しているポジションを放置しつづけるとどうなるの?
「新規で売りか買いの注文をし、決済する前の状態で保有しているもの」は、「ポジション」または「建玉」と呼ばれます。
では損失が発生しているポジションを放置し続けた場合は、最終的にはどうなってしまうのでしょうか?
ターミナル長
例えば「強制ロスカット水準が証拠金維持率の20%」というFX業者の場合、
「口座残高の評価額(=トレード資金の合計から、発生中の損失額を引いた金額)」が、「ポジションの必要証拠金の20%を切る段階」になると、強制的にそのポジションが決済されてしまいます。
必要証拠金とは「取引ポジションの金額をレバレッジで割ったもの」で、
1ドル100円を1万通貨(=100万円)を、レバレッジ100倍で取引している場合、必要証拠金は1万円となります。
この場合、強制ロスカット水準が20%であれば、発生中の損失で口座残高の評価額が2,000円を切るレベルに来ると、ポジションは自動的に強制ロスカットされてしまいます。
▼証拠金やロスカットの詳細は以下の記事で解説
XM証拠金の全知識|全銘柄の必要証拠金&維持率の目安と計算方法相場が急変動した場合、元本を超える損失が発生する場合がある
強制ロスカットは、トレーダーが元本の全部、または元本を超える損失を出さないようにするための安全装置のようなものです。
しかし、2015年のスイスフラン・ショックのような、異常な速度で相場が変動するような状況では、強制ロスカットの執行が間に合わない事があります。
スイスフラン・ショック
2015年1月15日、スイス国立銀行は2011年9月から、1ユーロ=1.2スイスフランに設定していた対ユーロ上限を撤廃し、為替介入を廃止することを突然発表した。
これにより同日には一時1ユーロ=0.8517フランの過去最高値を付け、ユーロに対して41%の上昇となった。このスイスフラン暴騰に連鎖して、世界の株式市場の下落や外国為替証拠金取引の混乱、アルパリUK等の超大手両替商の倒産などの混乱が発生した。
フラン/円の場合で例えると、わずか数分の間に約53円(5300pips)の上昇から約30円(3000pips)の下落となり、その後数時間は円単位(100pips)で相場が乱高下した。
ターミナル長
FX業者への借金という形になるため、FXをやる上では最も警戒しなくてはならないリスクと言えます。
ポジションを保有したまま週を跨ぐ場合も注意が必要
強制ロスカットが間に合わない例としては、週明けに発生する「窓開け」と呼ばれる現象にも注意が必要です。
「窓開け」とは、「経済に大きな影響を与えるようなイベントが土日に発生した場合などに、金曜の終値と月曜の始値に大きな乖離が発生する事」を言います。
窓が開いてロスカットとなる場合、月曜のレートで決済されるため、この場合も本来のロスカット価格より不利な価格で決済されてしまう可能性があります。
元本を超える損失を回避するために必要なこと
「スイスフランショック 借金」などで検索すると色々出てきますが、実際にFX口座に預けていた資金を超える損失が発生し、数百万や数千万円の借金を背負ってしまったケースもあります。
このような状況に陥らないようにする方法は、以下の2つがあります。
- 「追証無し・ゼロカットシステム」を採用しているFX業者を利用する
- 実効レバレッジを下げて取引する
「追証無し・ゼロカットシステム」を採用しているFX業者を利用する
「ゼロカットシステム」とは、取引により元本を超える損失が発生し、口座残高がマイナスになってしまっても、残高をゼロにリセットさせるシステムの事で、トレーダーは追証の入金をする必要がありません。
残高がゼロになった後で再度入金すれば、取引を再開することができるようになります。
もちろん、リセットされたマイナス分が引かれるようなことも無く、入金額がそのまま口座に反映されます。
「そんな美味い話が本当にあるの?」と思ってしまいますが、海外のFX業者では、世界中の顧客相手に追証を取り立てる事が困難であるため、むしろ「追証無し」をサービスの一環として行っています。
実効レバレッジを下げて取引する
日本では、証券取引法により損失補填が禁じられているため、国内FX業者ではゼロカットシステムを提供することができません。
そのため国内FX業者で取引する場合は、レバレッジを下げて損失リスクを下げるしかありません。
レバレッジが高いほど発生する損失も増えるため、異常な相場変動が起こった場合に、元本を超える損失が発生しやすくなってしまいます。
ただし、「レバレッジが低いから絶対に借金しない」という訳ではないので注意して下さい。
ゼロカットシステムを採用している海外FX業者を探すために必要なこと
ターミナル長
ただし、海外FX業者でも、ゼロカットシステムが採用されていないケースがあるので注意して下さい。
また「追証無し・ゼロカットシステム採用」を謳っている業者でも、よく見たら条件付きであったり、有事の際は何かしらの理由を付けて追証を請求する悪質なFX業者もあるため注意が必要です。
ゼロカットに関する悪質な事例
- アルパリUK
- 2015年スイスフランショックの際、ゼロカットシステムによる損失のカバーに耐え切れず、破綻した。
トレーダーの資金は出金できるとされたが、保有ポジションは全て強制決済された。 - FXDD
- 元々はゼロカットシステムを提供していたが、2015年スイスフランショックの際、「今回はサービスの範囲を超えておりますため、顧客同意書上、弊社サービスのご利用にはマイナス額をご入金いただく必要がございます。」として、追証を請求した。
では、追証が本当に発生しないFX業者を見極めるには、どうしたら良いのでしょうか?
新たにFX業者を利用する場合は、以下の点に注意して選定するようにしましょう。
- 公式サイトや利用規約をよく見る
- サポートに確認を取る
- 信頼度の高いFX業者を利用する
- 過去の急変動でも問題なくゼロカットされた実績があるか確認する
ゼロカットシステムの信頼度が高いFX業者では「いかなる場合でも追証は発生しません」といった、しっかりした言葉が見受けられます。
また、FX業者の信頼度においては、運営歴や人気度から判断するのが良いでしょう。
スイスフランショックのような過去の急変動時においても、問題なくゼロカットを行っている実績があるFX業者であれば、より安心です。
ターミナル長
「これからFXを始める」という方は、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
FX初心者におすすめのFX業者
初心者の方がFXを始める場合、「どのFX業者を選べばよいのかわからない」という方がほとんどかと思います。
そこでここでは、「FX初心者がFX業者選びで注目したいポイント」と、「当サイトのおすすめFX業者」を紹介します。
FX業者選びのポイント
初心者の方がFX業者を選ぶ際は、以下のような点に注目して選択するのがおすすめです。
- 人気や評判、信頼性のあるFX業者であるか
- ゼロカットシステムを採用しているか
- ボーナスが貰えるか
人気や評判、信頼性のあるFX業者であるか
FX業者は無数にあり、その競争も年々激しくなってます。
新興FX業者では、驚くほど高額なボーナスを支給していたり、とても狭いスプレッドに設定して、派手なプロモーション活動を行っている場合があります。
それらは一見すると良さそうなのですが、中には悪質なFX業者もおり、派手なプロモーションを打ってもすぐ倒産してしまうケースもあります。
その場合、ポジションを強制的に決済されたり、預けた資金すら返ってこない可能性もあります。
また、過去には詐欺業者が偽のFX業者を立ち上げて、顧客の資金を持ち逃げしたとされるケースもあります。
ターミナル長
最初はなるべく運営歴が長く、利用者の多いFX業者を利用するのがおすすめです。
ゼロカットシステムを採用しているか
ターミナル長
特に相場観が無い初心者の内は注意が必要で、スイスフランショックのような大きな事件に遭遇し、FX口座に預けていた資金を超える損失を出してしまう可能性もあります。
ゼロカットシステムを採用しており、その信頼度が高いFX業者であれば、「FXで借金をする」という心配は無いでしょう。
また、前述しましたが、ゼロカットシステムの採用を謳っていても、その約束を反故にするFX業者もあるため、過去の急変動でも問題なくゼロカットされた実績があるか確認するというのも重要になってきます。
ゼロカットシステムが無い業者でも魅力的なFX業者もありますが、そちらはある程度FXに慣れてきてから検討する方が良いでしょう。
ボーナスが貰えるか
ゼロカットシステムがあって追証が発生しないからと言っても、いきなり大きな金額を入金するのは危険です。
FXは小口取引も可能なので、数千~1万円程度の資金でも取引を始める事ができます。
しかし、FX口座の資金が少ない場合、どうしてもトレードの選択肢が少なくなってしまいます。
そうなると成長スピードの遅れにも繋がりますし、FXの楽しさを感じらないでしょう。
ターミナル長
ボーナスがあれば資金の底上げになるので、リスクに晒すリアルマネーが少なくなる利点があります。
初心者におすすめのFX業者
ターミナル長
では、なぜFX初心者にXMTradingがおすすめなのか、前述のFX業者選びのポイントに当てはめて説明します。
XMTradingの人気や評判、信頼性
ターミナル長
運営元のTrading Pointは複数の国で金融ライセンスを保有し、特に規制が厳しく認可も難しいと言われる、キプロスの金融ライセンスも保有しています。
運営開始は2009年からで、10年以上の運営歴を持つため、信頼性のレベルもかなり高いと言えます。
また、海外FX業者で心配されがちな出金拒否のトラブルの噂も聞きません。
Twitterなどでも、数百万円や数千万円と言った、高額の出金報告が簡単に見つけられます。
「FPA」という海外のFX業者格付けサイトのXMページを見ると、不満をぶつけているトレーダーもいます。
しかし、「詐欺だ」とか「出金できない」といった、特に悪い評判を投稿する人には、XMの担当者が強気に反論しています。
内容を見てもらえれば、いかにXMが透明性や信頼性に自信を持っているのかが分かるかと思います。
そういった背景も手伝ってか、2017年1月には、全世界でのXMの顧客数が100万人を突破しました。
ターミナル長
XMTradingのゼロカットシステム
XMTradingでは「追証無し・ゼロカットシステム」を採用しており、公式サイトでもはっきりと明言されています。
また、2015年スイスフランショックの際にも、問題なくゼロカットが行われた実績もあります。
ターミナル長
XMTradingのボーナス
現在、XMTradingでは「口座開設ボーナス」「入金ボーナス」を提供しています。
また、取引で貯まる「XMポイント」をボーナスと交換する事も可能です。
- 口座開設ボーナス
- XMで初めて口座開設した人は、3,000円分のボーナスが獲得可能。
全くの未入金でもリアル口座で取引する事が可能で、その取引で得た利益は出金可能。 - 入金ボーナス
- XMの入金ボーナスは2段階で付与されます。
1段階目は5万円までの入金を対象に、入金額の100%のボーナスが付与されます。
2段階目では225万円までの入金を対象に、入金額の20%のボーナスが付与されます。 - XMポイント
- XMリアル口座で取引するたびにXMポイント(XMP)が獲得可能。
獲得したXMポイントはボーナスか現金と交換できます。
初めの内に強い味方になるのは「口座開設ボーナス」と「入金ボーナス」です。
トレードに自信がなく、少額入金に抑えたとしても、入金の合計額が5万円になるまでは、トレード資金を2倍以上に底上げして取引を開始できます。
例:新規口座開設して1万円入金した場合
- 入金額:1万円
- 口座開設ボーナス:3,000円
- 入金ボーナス:1万円
- 合計資金:2万3,000円
XMはボーナスのルールも分かりやすい
海外FXのボーナスは、各FX業者のプロモーションのために捻出されたサービスであり、かつ不正取引に悪用されるケースが多いことなどから、ボーナス利用に関するルールが設定されています。
各FX業者でボーナス取り扱いルールが微妙に変わってくるため、新たな業者を利用する際は確認が必要になります。
XMにもボーナスに関するルールや取り扱いの注意事項がありますが、他社と比較すると標準的で分かりやすい利点があります。
将来的に他のFX業者を利用するにしても、XMと比較する事で理解しやすくなるでしょう。
▼XMのボーナスの詳細やルールは以下の記事で解説
XMボーナス解説|口座開設/入金/ポイントで獲得!消滅や復活は?ターミナル長
王道のXMTradingに行きついてしまったので、中級者以上の方には面白味に欠けるかもしれません。
私は、FX初心者の内は「いかにリスクを減らして、どれだけ有利に取引できるか」という点に目を向けて、FX業者を選ぶのが良いと考えています。
それらを突き詰めると、やはり手堅いFX業者に行きついてしまいます。
XMの公式サイトは、教育コンテンツのウェビナーやFX計算ツールなど、XM口座を持っていない人でも利用できる良質なコンテンツが揃っているので、ぜひ一度覗いてみて下さい。
▼無料で参加できるXMウェビナーの詳細は以下の記事で解説
XMウェビナーの内容と参加・録画方法|スマホでのやり方もこちらまとめ:FX初心者がトレードを始める手順
ターミナル長
初めの内は、取引ソフトのMT4やMT5の操作方法を知る必要があるため、まずはリスクの無いデモ口座を使ってみるのがおすすめです。
当サイトでもMT4の使い方やMT5の使い方を解説しているので、参考にしてみて下さい。
ターミナル長
デモ口座でトレードの練習をしても、仮想マネーによる取引となるため、失敗や成功が記憶に定着せず、成長に繋がりません。
更に、デモ口座とリアル口座は約定力にも違いがあるので、取引の感覚が違ってくるでしょう。
最初は本当に少額で良いので、自分のお金を入金して取引してみて下さい。
XMは口座開設ボーナス3,000円もあるので、まずはそちらで取引してみるのも良いかと思います。
ターミナル長
ここでは私の個人的な意見を述べましたが、投資はあくまで自己責任なので、最終的な選択は、あなた自身でよく検討して決断して下さい。
以下の記事は、XMで口座開設する方法を解説したものです。
「XMで口座開設してみるか」という方はぜひ参考にして頂ければ幸いです。
▼XMのリアル口座開設方法は以下の記事で解説
XM口座開設の方法を最新手順で解説【初心者向け2022年版】▼XMのデモ口座開設方法は以下の記事で解説
XMデモ口座の開設とログイン方法|スマホでのやり方もこちらターミナル長
ブックマークして頂ける場合は、当ページか下記の新着記事一覧がおすすめです。
それでは、また他の記事でお会いしましょう!